京都聖護院門跡による山伏行列と護摩法要が行われました。
平成29年9月6日(水)に大峰奥駈修行を終えた聖護院門跡の山伏行列が湯浅の熊野古道を行進し、
深専寺で山伏問答や護摩法要が行われました。
江戸時代末期まで続いていた大変興味深い行事を多くの方が見学されました。
【湯浅と聖護院のかかわり】
聖護院門跡の熊野・大峰への参拝には、熊野古道が利用されていたようです。聖護院の記録である
「御入峰代々年代記」という文献の天保10年(1839)9月12日の項には、熊野本宮参拝の帰路
に、門跡一行が湯浅村深専寺において昼食のもてなしを受けたことが記されています。
また、道町にある『立石』のそばにある小さな空地は、古くから護摩壇跡と言い伝えられています。
聖護院門跡が護摩を焚いて法要を行った際の護摩壇の跡であるとされています。さらには、深専寺の書院
(文政7年(1824)造)は別名を聖護院御殿といい、聖護院の門跡が宿泊所として利用された建物で
あると言われています。
< 山 伏 行 列 >
< 山 伏 問 答 >
< 護 摩 法 要 >
※たくさんの方が見学に来ていただきありがとうございました。
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