電気屋さんでコーヒー豆を買う！？おでかふぇサイクリングで立ち寄る和興和歌山のお話

湯浅の町を自転車で巡る方におすすめの「おでかふぇサイクリング」
2022年の8月にスタートしたお気に入りのスポットで挽き立てのコーヒーを楽しむ新しいサービスです。コーヒーが好きな方や、自然の中で体と心を癒したい方にはぴったりですよね！コーヒーをよく飲む方なら「どんなコーヒーが飲めるの？」と、気になる方もいるのではないでしょうか。

こんにちは、編集部のあいりです。
近頃気候も穏やかになり、外に出ることが気持ちよくなってきましたね～。私もよくお散歩したり、サイクリングをして町中を散策しています。

ゆあさんぽにぴったりのおでかふぇサイクリングですが、コーヒー豆はどこで手に入れるかご存じですか？

なんと…電気屋さん（電気屋さんに併設されるコーヒー豆販売店）でお受け取りいただくんです！

おでかふぇサイクリングが始まった当初から「どうして電気屋さんでコーヒー豆が買えるの？」と気になって仕方なかった私は、コーヒー豆販売店の秘密を探ることにしました。

どんなコーヒーが楽しめるの？

さて、早速コーヒー豆を提供しているコーヒー豆販売 和興和歌山さんにやってきました。

電気屋さんにコーヒー豆専門店が併設されていて、なんだか不思議な感じ。
店内に入ると、コーヒー豆のなんとも良い香りが漂います。（すかさず深呼吸）

こちらで購入できる豆は15種類。特に初めて豆を買う方にお勧めなのは「ワコーMIXブレンド」と「スペシャル ブレンド」だそうです。癖が少なく、バランスの良い味が特徴で、少量（100ｇ）での購入も可能なので、初心者の方にぴったり！豆のまま持ち帰る方もいますが、ほとんどの方は店頭で挽いた豆を持って帰るそうです。持ち帰った後も冷凍しておけば鮮度が保たれて、美味しいコーヒーが飲めるんだとか。

ちなみに、おでかふぇサイクリングで選べるコーヒー豆はこちらです。私のようなコーヒー初心者の方でも選びやすい「コーヒー味覚表」なるものを作ってみました！お役に立てば幸いです。

電気屋さんがコーヒー豆販売を始めたワケ

「いらっしゃいませ」と優しく声をかけてくれたのは、店主の奥様。パッと明るい笑顔と物腰柔らかい話し方に自然とこちらの緊張もほぐれていきました。

奥様にお話を伺ってみると、コーヒー豆の販売を始めて約30年経つんだとか。

WAKOコーヒーについて少し調べてみると、とても興味深い会社であることが分かりました。
WAKOコーヒーとは様々なコーヒー商品を扱う珈琲問屋であり、銘柄ごとの美味しさを引き出すことに力を注いでいるそうです。

そしてもう一つのこだわりは、美味しいコーヒー豆をいかにリーズナブルに提供するかという点です。品質を下げずに手にしやすい価格帯を実現するために企業努力を惜しまない会社なんですね。

コーヒー豆の販売を始めた頃のお話を伺うと、
当時、家電店を営んでいたコーヒー好きの店主が、WAKOコーヒーとの出会いをきっかけに「和歌山パームシティ」内にコーヒー専門店として和歌山店を出店したのが事の始まりなんだそうです。
「家電とコーヒー販売との二刀流は業界でもかなりの異端児でしたね(笑)」と奥様。

和歌山パームシティから湯浅に移転し電気店に併設してからは、店頭販売に加えてオンライン販売もスタート。
元々の取引先のお客様はもちろん、地元のコーヒー好きな方や全国発送まで「コーヒーを通じて新たな出会いも日々増えますし、毎日楽しく営ませていただいております。」と話してくれました。

お客様との出会いを大切にする和興和歌山。

常連客はもちろん、初めて利用する人でも「また来たい」と思えるのは、お店を営むご夫婦やスタッフさんがお客様との時間を楽しんで接客しているからだと分かりました。湯浅町を初めてお越しになる方は、おでかふぇサイクリングで和興和歌山を訪れてみてはいかがでしょうか。旅を彩る出会いがきっとあるはずです。