旧栖原家住宅(フジイチ)

旧栖原家住宅(フジイチ) きゅうすはらけじゅうたく(ふじいち)

醤油醸造の歴史を学べる施設。湯浅弁で醤油醸造を解説したVR体験も!

「フジイチ」の屋号で醤油醸造を営んでいた旧栖原家の住宅です。
フジイチは明治7年(1874年)に山形屋久保瀬七(やまがたやくぼせしち)により建てられ、明治39年(1906年)に初代栖原秋松(すはらあきまつ)がフジイチをそのまま譲り受けました。
ここでは昭和57年(1982年)まで醤油醸造が営まれていました。

当時の写真や使用していた用具等から往時の醤油醸造の様子がよくわかること、主屋は湯浅伝建地区の伝統的な建物の特徴をよく伝える建物であることから湯浅の醤油醸造の歴史を学べる施設として整備されました。
欄間や釘隠しには松のモチーフが使われていますが、一部屋だけ釘隠しが鶴のモチーフになっていたりと、細部の意匠にこだわっている点にも注目してご覧ください。

また、館内では、下記の時間帯でフジイチの店主が湯浅弁で醬油醸造を解説するVR(バーチャル・リアリティー)を体験することが出来ます。
【午前】9:30~11:30
【午後】13:30~16:30

入館料は無料です。お気軽にお立ち寄りください。

住所
〒643-0004 和歌山県有田郡湯浅町湯浅557番地
電話番号
0737-20-9012
定休日
水曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始
営業時間
午前9時30分~午後4時30分